Living Support from the government生活環境
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福岡県内最大の都市である福岡市は、北側に海、南側に山地が控え、都市機能を都心部に集積したコンパクトなまちづくりに特徴があります。どこに移動するにも便利で、家賃をはじめとした物価も安く、その生活のしやすさから市民の満足度も高くなっています。国内外から訪れる人を快く受け入れるオープンな土地柄に加え、行政からの生活支援も充実しています。
生活環境に関する統計と
行政支援
福岡県の消費者物価指数は国内主要都市と比べ相対的に低く、家賃相場も安価です。福岡市が住みやすいと答える市民は96.2%にのぼり、都市環境の満足度も、安価でおいしい食料品や買い物の便利さ等を反映して高いものとなっています。
- 1.九州経済産業局「九州のビジネス・投資環境」(2021/3)
- 2.JETRO「国・地域別情報 投資コスト比較」(2019~2021)
- 3.総務省統計局「世界の統計」(2021)
- 4.総務省「消費者物価地域差指数」(2021/9)
令和4年度市政に関する意識調査結果概要(ふくおかボイス)(福岡市)
外国人の生活支援では、「福岡県外国人相談センター」で雇用・労働、医療、住宅、教育などの生活での困りごとや、在留手続き、法律相談など、様々な相談に22言語で対応しています。
医療施設
福岡県は、都道府県別病院数ランキングで5位、人口当たり病院数ランキング18位と、医療機関が充実しています。英語をはじめとした外国語に対応する病院もあり、電話通訳や医療通訳ボランティア派遣といったサポートもあります。
さらに、小児専門の高度医療機関である福岡市立こども病院をはじめとした、高度医療機関も立地しています。
病院数ランキング
1位 | 東京都 | 33,793 |
2位 | 大阪府 | 22,675 |
3位 | 愛知県 | 19,367 |
4位 | 福岡県 | 18,195 |
5位 | 神奈川県 | 16,601 |
【2021年版】病院が多い都道府県ランキング|日本ソフト販売株式会社(nipponsoft.co.jp)
県内の外国人の方へ向けた医療環境を改善するため、電話通訳や医療通訳ボランティア派遣等を行っています。
福岡市内在住の外国人の方や、海外から福岡市を訪れている方に向けて、病院や処方箋受付薬局、コールセンター等との間の2点間・3点間の電話通訳を無料で行っています。
このほかに、訪日外国人旅行者向けの日本政府観光局(JNTO)サイトでも、外国語で医療機関(都道府県が指定する外国人受け入れ拠点となる医療機関等)を検索することができます。
教育
福岡市には、国際的な教育認定機関である「国際バカロレア機構」から認定を受けた福岡インターナショナルスクールがあります。同機構の認定を受け、幼児科から高等科まで一貫した英語による教育を行っているのは、九州で唯一、同校のみです。また、同校は米国の学校公認機関であるWASCの認定校でもあります。このほかにも、福岡県内の私立学校の中には、「国際バカロレア機構」から認定を受けた中高のコースがあります。
なお、外国人の方でも、公立の小学校及び中学校への就学を希望する場合には、授業料および教科書代を無償とするかたちで受け入れています。
また、一般の「外国人の方向けの日本語教室」は、県内約100か所で開催されています。
住宅
外国語対応が可能な不動産会社や公的住宅の問合せ先については、「福岡よかトピア国際交流財団」のサイトで紹介されています。
また、日本国内で部屋探しをする外国人の方のために、国土交通省から「部屋探しのガイドブック」、「外国人のための賃貸住宅入居の手引き」が公開されています。