Business Opportunities of Fukuoka/Kyushu福岡・九州のビジネスパートナー資金調達ニーズ
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F.MED株式会社
- 事業所名
- F.MED株式会社
- 所在
- 福岡県福岡市博多区中洲5丁目3番8号 アクア博多5階
- 連絡先(電話番号・Eメールアドレス)
電話番号:092-287-9554
メールアドレス:keita.shimomura@f-med.co.jp (日本語、English)
- 連絡先(Webサイト、SNS等のURL)
-
https://f-med.co.jp
Stage
- シード
- ステージ
A - ステージ
B - ステージ
C - IPO
後
業種や事業概要
QOLと予後の劇的な改善に貢献するマイクロサージャリー支援用ロボットの開発
社会課題へのビジネスコンセプト
マイクロサージャリーは顕微鏡を用いた繊細な手術手技で、Φ1mm程度の血管等を繋ぎ合わせる等実施する。QOLや予後改善のための手術に活用が可能だが、手作業で実施するため習得は困難で、実施する医師や症例数も限られている。医師の動作を忠実に、かつ手振れ制御や縮小化をして再現出来るマニピュレータを搭載した支援ロボットを開発する。より多くの症例をより安全かつ効率的に実施出来る環境の構築を目指す。
課題の解決策/課題解決への商品・サービス
マイクロサージャリー支援用ロボットは操作をするメインコンソールとロボット本体とで構成される。ロボット本体にはビデオ型顕微鏡と、独自開発の微細作業用マニピュレータを搭載している。医師はメインコンソールのディスプレイで顕微鏡画像を観察しながら操縦桿する。ロボットはその操作を忠実に再現して医師の手に代わって手術を実施する。
市場の概要/(マクロ)参入市場の概要
世界の医療機器市場規模は4,500億ドル、日本は3兆円程度とされる。現在の手術支援用ロボットの市場規模は1,500億円程度だが、そのうち99%以上が米国産製品で占められている。
競合状況/(ミクロ)競合企業との比較
現在の手術支援用ロボットは腹腔鏡を用いた腫瘍切除に用いられるため、顕微鏡を使用する本支援用ロボットとは使用される手術が異なる。既存のロボットが対応出来ない手術に対応するとして差別化を図る。
今後のビジネスプラン
2025年の日本国内医療機器承認取得と販売開始を目指す。その後2026年以降に海外市場への進出を目指す。最終製品の組立は外部企業に委託し、ファブレスメーカーとして研究開発と設計に注力して活動する。販売に当たっては日本国内外の医療機器代理店と提携し、販売マーケティング活動を共同で実施する。
資金調達目的/希望金額や使い道など
エクイティでの資金調達を目指している。資金は今後の継続的な医療機器開発、医療機器承認取得とそれに向けた試験、販売に向けたマーケティングや商品の製造、そしてそれらを実現するための人材確保に活用する。
メンバーの紹介
下村景太:代表取締役、CEO メーカーや商社で医療機器営業、マーケティング、新事業開発の従事経験
小栗晋:取締役、CTO 大手メーカー等で機械設計経験後、2013年〜九州大学で医療機器の研究開発に従事
セールスポイント/メッセージ
複数の診療科や医療機関の医師とコミュニケーションが取れ、バイアスを排した医療機器開発が実行出来る点が強み。また小さい組織ながらも、原理設計〜詳細設計まで実施できる技術力があり、実際に試作機として作製して実証するだけでなく、医療機器の許認可を取得できるまでの体勢も確保している。