Fukuoka Prefecture

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Business Opportunities of Fukuoka/Kyushu福岡・九州のビジネスパートナー資金調達ニーズ

コースタルリンク株式会社

事業所名
コースタルリンク株式会社
所在
福岡県福岡市中央区大名1丁目3−41 G’s BASE FUKUOKA
連絡先(電話番号・Eメールアドレス)

WEBフォーム:https://coastal.link/contact/

連絡先(Webサイト、SNS等のURL)
https://coastal.link/

Stage

  • シード
  • ステージ
    A
  • ステージ
    B
  • ステージ
    C
  • IPO

事業概要

全ての海上通信を統合することで「海のDX化」促進の起爆剤となり、海洋状況把握の徹底、船舶事故の軽減、海上交通の効率化、海上向けコンテンツサービスの普及等を実現させる。

社会課題へのビジネスコンセプト

VDES(次世代VHFデジタル交信システム)とインターネット通信網を接続可能とする弊社独自の通信インフラを提供することで、今まで分断されていた大型船-小型船、小型船-港間の相互デジタル通信を可能とし、より安全で豊かな海上ビジネス環境の実現に貢献する。これにより、アナログ環境で起こる人的ミスによる事故を防ぎ、より安全で効率的な海運ビジネス環境を構築する。 また、この弊社独自の通信インフラの普及により、今まで実現困難であった海上DXに資する海上向けコンテンツサービス醸成の礎を築く。

課題の解決策/課題解決への商品・サービス

「CoastaLink」サービスを以下3分野で展開することで海上DXを推進し、全ての船舶と港湾が繋がる環境を創出する。

 1)「LAND」:港湾施設等に、インターネット接続可能なVDES通信機器を提供し、港湾と沿海部航行船のVDES通信を実現するサービス 。
 2)「AIR」:VDES/インターネット通信環境と接続されたデータサーバへのアクセス用APIの提供サービス。
 3)「OCEAN」:VDES通信機器を装備しない中小型船舶に対するVDES通信機器の貸与サービス。

また、その他に上記「AIR」を活用した海上交信用ソフトウェアの開発や海上通信に関わるコンサルティングも行う。

市場の概要/(マクロ)参入市場の概要

2040年の市場規模を、国内が2,800億円、全世界が3兆5千億円と推定。

競合状況/(ミクロ)競合企業との比較

外航船の法定備品であるVDES通信機器とIP網を接続するシステムを保有する企業は当社のみであり、競争領域を同じくする他社は存在しない認識。 当社はソフトウェアとハードウェアの双方の開発を行っており、当該システムは特許を取得済み。

今後のビジネスプラン

【国内市場】
「CoastaLink」サービスを展開すると同時に、公的機関に対してVDES通信に関連したコンサルティングサービスを提供する(進行中)。 IPO前にはSaaS提供企業などを買収することで企業価値の向上を図っていく予定。

【海外市場】
インドネシアを皮切りに東南アジアの港湾当局などに「CoastaLink」サービスを現地に最適化した形で提供してゆく。 東南アジアだけでなく、世界の重要な航路周辺の海域(スエズ・マラッカ・ボスポラス等)も重要市場としアプローチする予定。

資金調達目的/希望金額や使い道など

本シリーズ(ラウンド)調達資金の使途 。
 1)「CoastaLink」試験サービス実施の為のハードおよびソフトの開発費。
 2)上の目的の為に要する旅費交通費、外注費および雑費。
 3)営業・マーケティング費用 。
 4)技術特許取得費用。

メンバーの紹介

海技者、海洋政策研究者として一貫して海の世界に関わってきた瀧本を中心に、ソフトウェア開発、ハードウェア開発、インベスターリレーション(IR)、海外営業、事業戦略、新規市場開発、公共政策などの専門家が招聘されており、加えて2名のインターンも活躍中。

セールスポイント/メッセージ

・海事分野における100年来の課題を、新しい技術と制度を活用して解決する独自コンセプトと唯一技術。
・海事分野における深い知見や実務経験を持つ経営陣。
・国際的海上通信ルール策定への参画 。
・技術・事業開発・ロビイング等の分野での専門家集団 。
・国際事業展開に有効なネットワークの保有とその実行能力。

ESGに関する事業や取組

・分断されている海上通信をシームレスに繋げることで、事故に遭った船舶を迅速に救助することが出来るようになる。また、事故の未然防止。
→ 油濁汚染の防止、規模拡大防止。

・海上通信のデジタル化とシームレス化で、水路利用者の航行安全性と効率性を向上させる。
→ 航海の安全性確保。燃料の節約。炭素排出量削減。

・分断されている海上通信をシームレスに繋げることで、事故に遭った船舶を迅速に救助することが出来るようになる。また、事故の未然防止。
→ 人命救助の効率向上。航海の安全性向上。

・海洋領域のDX化・情報化を進め、船上での遠隔医療などに活用する。
→ 陸上と同様のデジタル医療の進化を海上で実現する。

・VDESのAIS機能で、海洋状況把握(MDA)能力を向上させる。
→ 海洋安全保障能力の向上。更にはデータ活用による領海ガバナンスの向上。

・海上通信のデジタル化とシームレス化で、海洋状況把握(MDA)能力を向上させる。
→ 水産資源の保護(違法操業の監視)。

・海上通信のデジタル化とシームレス化を通し、漁網や漁具の設置情報を共有し、破損や事故を回避する。
→ 航行の安全性向上。水産業の経済損失の縮小。

・海上通信のデジタル化による、船舶運航データの活用領域の拡大。
→ 港湾の効率化。各種サービスの出現。

・海上通信のデジタル化による、自動運行船などのサポート。
→ 船舶運航の省人化。港湾運営の効率化。安全性向上(ヒューマンエラー削減)。

・海上通信のデジタル化による、入出港業務の効率化。
→ 港湾運営の効率化。安全性向上(ヒューマンエラー削減)。

・VDES導入による、よりセキュアな通信環境の確保。
→ 船舶のサイバーセキュリティ確保。

・VDES活用による、漁業認証や操業情報共有。
→ 違法操業防止。海洋資源の保全。

・海上通信のデジタル化による、リモートでの船舶検査。
→ 省人化。業務効率化。安全性向上。

・海上通信のデジタル化とシームレス化で、気象状況を共有。
→ 気象・海象予報の精度向上。漁場情報の精度向上。航海の安全向上。

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